ネーミングはダサいと思った(かななんゴメンね)し、タイポグラフィやロゴデザインもトホホだった。だが、作詞作曲編曲につんく♂が一切関わっていない(イコール、プロデュースをしていないということかはまだ判らない。ジャケ写に「PRODUCED BY つんく♂」の文言があるかどうかを確かめたい)のを知って、すべてを諦める気になれた。…ような気がした。
結局、つんく♂の癌が元凶なんだな。ハロプロにとっての2014年は即ち、つんく♂の肩から荷を降ろしてソフトランディングさせるためにあった。ベリの解散も、ナイスガール研修生の活動停止&一部のハロプロ研修生入りも、カントリー復活も、℃の「musicるTV」企画も、そしてアンジュルムも。
つんく♂の病気がすべての原因なわけではない。物事はそんなふうにデジタルに割り切れるものではない。仮につんく♂が元気だったとしたってベリは、10年でやり切った感覚に支配されてしまったメンはいただろうし、「musicるTV」を契機にその後の℃のシングルがいきなりすべて非つんく♂曲になる、などということもないだろう。でもきっと、ちょうどいいタイミングでもあったのだ。
そういう事情をさり気なく示唆してくれたまろのこの発言
花音が突然6人のスマイレージが終わると思わなかった!
— みやちゃん☆りかこ推し (@miyachan0921) 2014年12月17日
とコメント。
@y_tikasen そうなんよ でもなんかね、いちお初期メンが改名と新メンバー募集決めたって設定だったんだけど、今日ライブのMCで初期メンの子がこの6人のスマイレージが急に終わるとは思ってなかったって言っててたぶん事務所が決めたんだと思う 泣いてたし
— ゆみつ (@yumyum328) 2014年12月17日
には感謝したい。一人の中年男性の命と、少女達の健気な夢とが天秤にかけられて、今回はたまたま少女達が挫折させられる羽目になったということならば、それなら、これはこの世の理だと納得もできようものだからだ。