カウコン2014のライヴヴューイングに行って来たのでレポ

明けましておめでとうございます(二度目)。ハロプロ楽曲大賞編に続いて、カウコンLV編をば。

カウコンLVは、チケットがぴあ以外で買えるなら行ってもいいかなと思ってたんだけど(ぴあ会員じゃないので今回のために新規会員登録するのが嫌だから。理由はそれだけ)、いつまで経っても追加販売のアナウンスがないので、当日券売り出しの可能性に期待をかけてました。歌舞伎町で楽曲大賞が終わった後、自分的に目ぼしい映画館の公式サイトを確認すると、新宿ピカデリーが当日券を若干枚売るとある。どれ、じゃあ、何枚ぐらい売り出されるのか、および現時点でどれくらい並んでいる人がいるのかをとりあえず確認しようかな、と思い先ず新宿ピカデリーへ。ところがピカデリーは完全に閉まっている。しかも、先着組も3人ほどいる。ということは、これからファストフード屋かどこかで朝食しに行ったりしたら、戻って来た頃には列がドドっと伸びている可能性もある。どれくらい並びそうですかね、などと係員に訊いてアタリをつけることも、扉が完全に閉められているからできない。うむむこれは…。

やむを得ずそのまま並びの列に加わる。ここから3時間も寒空の下ひたすらオープンを待てってのかよ…てな状況だったんですが、結局、並びました。スマホがあったのが救いとはいえ、3時間立ちっ放しはキツかったな。徹夜明けだから眠くて、立ちながらずっとうつらうつらしてたもんな。風邪ひいてるもんで、タイル貼りの地べたに座ってわざわざ体温を下げるという真似はできなかった。

9:40過ぎ頃だったかな、ようやく開場して、無事当日券を確保。1部2部ともにあったけど、1部だけにしといた。後でレポなどを読んだところ、2部も前年に較べてかなり面白い内容だったようで。

その後はピカデリー内の座席で休んだり、ピカデリー向かいのガストでブランチしたり、そのガストの隣のルノアールでハロプロ男子校(仮)をニヤニヤしながら聴いたり風邪薬が効いて気絶するような睡魔に襲われたり。

16:00過ぎ、スクリーンに向かったけど、LVではOAのLovelys!!!!は観れず。ちなみに1部入場の時点でまだ2部当日券は余ってた。やっぱ真夜中2:00に放り出されるって判っていながら参戦するヲタは限られるよなあ。

全般的に、LVの生上映テクニックがこなれてて、まるでセル映像ソフトを観ているようだった。ナマ!ってカンジはあんまりしなかったなあ。それだけハロプロのステージパフォーマンスが高品質だってことなんだろうけど。バンドとかと違ってハロアイドルはバックトラックは完全カラオケだから、揺らぎのあり得る部分がヴォーカルしかないので、それでってのもあるんだろうね。LVRが生ドラム&ベースだったらまた違ったんだろうけど、さすがに大晦日ってこともあって香織さん、MEGさんともに不参加だった。ナマならではの、「(あんまりいい意味ではない)揺らぎ」が見えたのは、二箇所だけ。なんちゃってカウントダウンの後の合唱曲ラブマUpdated(←Updatedってとこが重要)から、アプガに移る時の進行がちょっとグダっちゃった。もう一つは、LVRが既報のとおりれいながインフルエンザで休んだためおかまりシングルヴォーカルでやり通したんだけど、そこでおかまりが一箇所だけ主メロじゃなくてハモメロラインを歌っちゃった。

その他トピックとしては、時系列順に挙げてくと、まずアンジュルム。9人全員でパフォーマンスしたのは2曲のみ。うち1曲は、11/26のさゆ卒コンで披露済のエイエモ。ちょっと新鮮味なかったね。2月初旬リリースが既にアナウンス済の新曲がお披露目されなかったし。

ビタスイは両A面ニューシングルの片割れ、恋愛WARSを披露。お初だったのかな?少なくともハロヲタ向けライヴでは初出だったはず。デビュー以来、音楽制作スタッフが楽しみながら楽曲制作してるんだろうなあというは伝わってくる作品のバリエーションだったが、今回の新曲はいまいち。萌美の巨乳・あさひの貧乳をあてこすった歌詞なんかもあり、彼女ら個人のパーソナリティを知ってもらおうとしてるというのは判ったんだが、これっぽっちもリアリティのないカマトトラヴソングなんか歌ってる間に田崎あさひの初期衝動感あふれる歌唱は新鮮味を失っていく。それでも、The B-52'sみたいな'80sアメリカンNWポップス(「誰にもナイショ」)をやるなどといった音楽的挑戦があれば面白味もあろうというものなんだけど、その点、今回の曲は音楽的な狙いどころが判んなかったな。

とにかく、ビタスイは萌美と違ってあさひちゃんに圧倒的に小器用さが足りないところがいいんだから、あさひちゃんの不器用さを今よりさらに際立たせるしか、存在感を出すベクトルはないと思う。そのためには、プライヴェートでいろいろ修羅場をくぐってもらうことが必要かと。これ割とマジでいってますけどね。んで、YUI経由鬼束ちひろ方面を目指す、と。そのトレードオフとして失われていくポピュラリティの部分を担保するのが小器用な萌美、ってことでどうでしょうか。

LVRは上記のとおりれいなが病欠。おかまりに苦しい音域があるのは見て判っちゃったし、ステージアクションのバリエーションも貧弱。おかまりをコミュ充としては最大限に評価してるし、女子グループとしてのLVRにとっては最重要キーパーソンなのは明らかと思ってるけど、ヴォーカリストとしてはまだまだです。れいながいなくても平気?んなわけない。

℃は岡井ちゃんが肥えてた…。

休憩を挟んで後半戦。ここから出演者達が二会場間でオール入れ替わり。各グループごとのメンバーサインが入ったイベT6着と、翌々日からの冬ハロコングッズ(ヴィジュアルブック)に全員のサインを入れた1冊。生田どぅーの司会コンビはとても安定しており、くじ引き役の娘。12期に慣れっぷりを見せつけていました。

そしてここで、今日の目玉といっていいでしょ、カントリーのインディーズデビュー曲が初お披露目!まさか今月末にリリースされることがもう決まっているとは。個人的にはカントリーは新曲のリリース自体しないのではないか、主戦場はTVと定めるのではないかと考えていたので大変驚き。曲調はモロ、'50年代のアメリカンオールディーズ。もしくはそれを模倣した'70年代日本アイドル歌謡。歌う前の自己紹介で“ヒップホップダンスが得意です”と言っていたまなかんがかわいそうになるくらいの、ヒップホップと正反対の方向性。でもこれは少なくとも一部にはバカ受けだろうな、と思った。新人3人を注視していたのでまなかんはあまり観なかったけど、まなかん同様ダンス経験者の森戸ちゃんは、小関ちゃんうたちゃんに較べて動きがキレイだなとは思った。指の伸ばしとか、身体の反らせ方とかそういう基本的なところが。

娘。'14ラストステージは、12期参加は2/6曲。アンジュルムより新メン参加率が低確率。まあ、ラヴピみたいなポジションフリーな曲では新人がステージ上でのアイコンタクトなどのコミュニケーションに慣れていないと衝突事故起こしかねないってリスクがあるからなんだろうけど。特に、まーが客席から見てステージ右端でスツールに腰かけていただけに。そうそう、既報のとおりズッキは不参加。CDTVのようなステージ登場&挨拶もなし、リーダーのフクちゃんがふれただけでした。

さゆのソロラインはくぼやんとだーいしが多く与えられてた印象。だーいしは髪型がセミロングになっていて、これが激ハマリだったこともあって、主役感が激増。One・Two・Threeの頃なんかはだーいしを鞘師との双子ヴィジュアルで売り出そうとしている感があって、それはだーいしの未覚醒のせいで当時は叶わなかったわけだけど、ここにきてだーいしが、遂に鞘師を食うほどの存在感を見せ始めた。相対的に鞘師の存在感が薄れてきているのがとっても印象的だった。これは間違いなく、娘。というハコにとっていいこと。

逆に髪型変えて損してたのがどぅー。ショートヘアが悪いわけでは全然ないんだけど、この子のショートヘアは、洗いざらしとカジュアルファッションでだとスゴく似合うんだけど、スカート衣装を着てヘアメイクを施すとめちゃくちゃ似合わなくなる。ジレンマ。

12期は特に印象に残らなかった。というのもアレなんですよ、11人が全員白のドレスで、そもそも見分けがつきにくくて。ユニゾン部分しか歌わないしね。さらにLVだとカメラが誰かを抜いたらその子以外は映らないし。12期だけを追い続ける、ということを、したくてもできなかった。

なんちゃってカウントダウン後はチーム・負けん気三連発。アプガとポッシは間にMCを挟まず3曲続けたのがカッコよかった。アプガはまぁながカワイイなと思ってたんだけど、オレンジの子が桜庭ななみ似でこれまたカワイイ。あと、みーこが最年長ながら一番歌声がアイドルっぽくてかわいかった。アプガもそうなんだけど、ポッシも、曲の間中ずーっと煽りが入りっ放しで、これがライヴでは大変効果的なんだなってことがよく判った。特にロビンの煽りの巧さは、表情の作り方とかも含めてホント高レベル。バックバンドなしでカラオケ音源で歌ったんだけど、TGLなんかで同じカラオケでスタジオ収録したのとはまったく次元の違うパフォーマンスを見せてくれた。エンタテイナーなんだなってカンジ。

一方で、きっかは良曲がこない限りどうにもならないと感じた。きっかは研修歴が長かったせいもあってつんく♂唱法が身体に染み込んじゃってる。そのせいでしゃくり上げがしつこくてキツい。その高頻度で入るしゃくり上げが、曲の本来のメロをぶつ切りにしちゃって、魅力を殺しがち。しゃくり上げを止めるか、でなければワンノートワンノートが長めのメロの曲がくるのを期待するか、だな。バラードでなくてもいいのよ、アップテンポでも、メロがロングトーン中心ならば。そのほうがきっかのせっかくのピッチコントロールのよさも活かせる。

2部が控えていたせいで、アンコールや延長などは一切なく時間どおりに終了。ベリの挨拶が済んだらサッサと緞帳が下りました。こちらも、何時頃にか判らないけどCDTV特番に娘。'15が出演するのを見届けないといけないということで、23:45に間に合うように急いで帰路に着く。実際には出番は4:00台頃?とそうとう遅かったようで、結局寝落ちしちゃったけどね。

というわけで、以上、2014年末に至ってようやく、の現場デビュー録でした。LVも一応現場に入れていいよね?ダメなら現場デビューは2015年に持ち越しってことで。基本、在宅主体派であり続けるつもりですけど。

ナイスハロヲタトレイニー内検索