こぶしファクトリーが愛踊祭2016でカバーするアニソンは何か?ズバリ予想



こぶしファクトリーが、2016年「愛踊祭」の公式サポーターとして、課題アニソンのモデルカバーをする。

といっても何のことだかサッパリ解らない方もいると思うので、以下解説


「愛踊祭」(あいどるまつり)とは、日本全国のロコドルによるレトロアニソンカバーコンテスト。2015年から始まり、今年で2回目。主催の実体はテレビ朝日ミュージック社であると思われる。

プロセスは、書類審査 → Webからの一般投票による(審査員票も加味される)二次審査 → 全国のショッピングモールで行われる生パフォーマンスを審査員が審査する三次審査 → 全国のエリア代表10組が東京に集って行われる決勝大会 となっている。肝は、二次審査と三次審査の課題曲がレトロアニソンと決まっており、これをオリジナリティを発揮しながらカバーしなければならない点である。

去年の二次審査課題曲は「魔法使いサリー」。三次審査課題曲は「一休さん」の主題歌。今年の二次審査課題曲は「ひみつのアッコちゃん」の主題歌。これらを、「アンバサダー」と称するメジャーアイドルが先行してカバーし、プロのクォリティを参加ロコドル達に見せつけるという流れがある。

去年はアンジュルムが「魔法使いサリー」を、でんぱ組.incが「一休さん」主題歌をカバーした。そして今年は、幸いにしてハロプロ枠は守られ、アンジュルムの代わりに後輩のこぶしファクトリーが「公式サポーター」に就任することになったわけである(でんぱ組.incは留任)。「アンバサダー」と「公式サポーター」では後者のほうが格下のように見えるが、そして実際のところはまだ不明なのだが、とりあえず、「公式サポーター」もアニソンカバーはすると明言されているので、そこは安心である。

そして二次審査課題曲の「ひみつのアッコちゃん」主題歌はでんぱ組.incが担当すると先日発表されたので、自動的に、こぶしファクトリーの担当は三次審査課題曲となった。曲目は未発表である。

さて本稿の目的はその、こぶしファクトリーがカバーするレトロアニソンはいったい何なのかを予想することにある。そこで参考にしたいのが天下のWikipedia。

テレビ朝日系アニメ - Wikipediaテレビ朝日系アニメ - Wikipedia

何故このページを参考にするかといえばそれは、愛踊祭の課題曲はすべてテレ朝アニメからチョイスされているからである。恐らく、主催の実体と思われるテレ朝ミュージックが楽曲の権利をもっていて何かとハンドリングしやすいからなのだろう。なおテレ朝ミュージックが企画の中心にいると想像する理由は、このイベントがテレ朝の深夜音楽番組「musicるTV」で頭からお尻まで追いかけられており、そしてその「musicるTV」の企画運営はテレ朝ミュージックだからである。

番組企画/運営|テレビ朝日ミュージック番組企画/運営|テレビ朝日ミュージック

さてWikipediaに戻って古いアニメ作品をチラチラ眺めると、いくつか、これではないかと思えるものが目につく。地デジキー局のTV番組が全面タイアップしている全国規模のイベントで、現代女性アイドルグループに歌わせておかしくないだけの、《平準的知名度がある》アニソン、という基準である。

エースをねらえ! 1973年

キャンディ・キャンディ 1976年

はいからさんが通る 1978年

あたりではないかと思うのだが、どうだろう?これらは、デビューからのイメージ戦略としてやたらパワフルな曲ばかり宛てがわれてきたこぶしファクトリーのイメージを、《レトロアニソンのアナクロさの威を借りて、わざとらしさのオブラートに包みつつこぶしファクトリーの女の子らしさを提示する》という方向に拡げるためのちょうど塩梅のいいアイテムではないかと思うのだ。3rdシングルになるはずだし(リードトラック扱いではないだろうが)、そろそろ幅を広げていかなければならないタイミングである。





ナイスハロヲタトレイニー内検索