@prse 氏が拾わなかった2016上半期ハロプロニュースを御覧じて“ああ~そういやそんなんあったわ~!”と悶えろ

編集者・ライターのピロスエ氏(ハロヲタ的にはハロプロ楽曲大賞の主催者といったほうが馴染みがある)がReal Soundに2016年上半期ハロプロ重大ニュース記事を寄稿していたので、ちょっくら便乗してみようかと思う。ピロスエ氏が挙げた10大ニュースと、次点の27項目、併せて37項目。これらとカブらない重大ニュースを、こちらも37個ピックアップしてみた。これでも選に漏れたものがまだまだある、というこの情報量の圧倒的な多さが、ハロプロ界隈というエンタメがスティッキネスを発揮する強みなのだろう、と改めて思った次第。何かの専ヲタでないと面白がり方が解らないような、コンテクスト依存度の高いネタはあんまり入れてないはず。それでもこれだけ数があるんだから。

トップ10

【1】 星部ショウの正体が遂に明らかに。

ハロプロもお世話になっている音楽ライター・南波一海氏初の単著「ヒロインたちのうた」(5/31発売)に星部ショウ人生初のインタビューが所収。つんく♂の変名やアップフロントワークス社スタッフの合同ペンネームなどではなく、30歳の実在男性であることが明かされた。同日、オフィシャルサイトもオープン。


【2】 娘。新世紀オーディション不発。

1/2、開催発表。1/7から応募受付を開始したが、5/31、該当者なしだったことを発表。ズッキ引退コンサートの裏だったことから、本当ならそのコンサート中に合格者を発表するつもりだったのであろうことが窺い知れる。
6/15、再募集開始。応募受付期間を30日間台にして失敗した前回の轍を踏まないよう、今回は50日間台に延ばしている。

【3】 アップフロントのCMが始まる。

昨秋から始まったフジ金曜23:30からの歌番組「Love music」にアップフロントワークス社がCMを打つことに。1/15から始まって現在も継続中。「Love music」は元「水曜歌謡祭」で、その当時から引き続いて、司会をアップフロントの大物、森高千里が務めている。

【4】 北海道限定オーディション不発。

前年から音沙汰がないままになっていた「ハロプロ北海道限定メンバーオーディション」の募集サイトが、4/14、ドメイン期限切れ状態で発見される。サイトは現在は復旧しているが、事務局からのオーディション結果報告は皆無のまま。

【5】 おはスタの顔「やまちゃん」降板。

4/1、テレ東の朝の看板番組「おはスタ」からメインMCのやまちゃんこと山寺宏一が降板。ハロプロとしても散々世話になった番組だったこともあり、3月のお別れ月間にはかつてのレギュラー、ももち、小春、生田が顔を出した(小川紗季はさすがに来なかった)。なお、やまちゃんと共演した最後のおはガとなったれいれいも、同時にレギュラーを終えた。

【6】 ハロショイベの店舗間ストリーミング中継、始まる。

2/20、秋葉原店のイベントが大阪店に初中継。二ヶ月後の4/22には、大阪店のイベントが秋葉原店に初中継。店舗の有効活用が一段階進んだ。

【7】 大学生続々誕生。

アンジュルムのタケとカントリーのやまっきが春からそれぞれ大学に進学。前々から才媛と評判だった後者はさておき、前者の進学を予想できていた人は果たしているだろうか。タケは書道を専攻するとのことで、もともとの習い事を専門的に突き詰めようとする姿勢が好感された。
ももちがブレイクスルーしたハロプロアイドルと大学生との二足の草鞋であるが、着実にハロメンの意識は変化しているようで、こぶしのリーダー・サブリーダーコンビことあやぱん・藤丼はブログで堂々と受験勉強中であることを公言している。さらに現在大学4年生のあやちょにいたっては院への進学もほのめかしている。
なお、自分のハロ卒に際し大学を1年休学していたまろも、今春から復学しているそうである。

【8】 研修生発表会の名称が改悪。

2/13、それまで長く使われてきた「生タマゴShow!」が廃止。2・3月は「SINGING!」、6月は「EXCITING!」、と、今後はどうやら回替わりになっていくようである。次回9月が「DANCING!」かどうかは不明。何にしても、「生タマゴ」より呼びにくいのは間違いない。

【9】 JJお姉さんズ待望の水着。

2/2、ドラマ「武道館」第2話との連動企画として、「SPA!」誌にJJ全員の水着グラビアが掲載。年下3人はそれぞれ水着披露経験があったため、年上のリーダー・サブリーダーコンビにとって初の水着披露というのがニュースバリューだった。


【10】 アナログ盤限定リミックスに攻めたリミキサー起用。

5/18、℃、娘。'16、アンジュルムそれぞれでアナログレコードを限定リリース。最近のアナログ盤ブームに乗って昨冬からリリースを始めていたが、今作ではクラブミュージック界で高名なDJ / サウンドクリエイターをリミキサーに起用。話題を呼んだ。それぞれ、Cherry Brown、川辺ヒロシ、シンコ(スチャダラパー)である。川辺ヒロシはアンジュルム、JJに曲提供経験あり。

次点以降

【11】 ハロプロタップライブの改良。

ハロプロ公認の音ゲースマホアプリ、「ハロプロタップライブ」。4/12にはメンバー録り下ろし音声、5/17には実写メンバー画像(アー写の転用だが)を導入。少しずつ方向転換が進んでいる。

【12】 娘。、うたかたのオリコン週間1位。

前年末にリリースした60thシングルが、1/7、4作ぶりの1位をゲット。しかし期待された61stシングルは1位ならず、「Help me!!」から始まったEDM期の5作連続1位の夢再び…とはならなかった。


【13】 小野田紗栞、第二の宮本佳林まちがいなし?

4/5、研修生の小野田紗栞が、静岡ローカルのミニ番組「コピンクスCOSMOS」でメインCVを務めることに。前身「コピンクス!」は研修生時代の佳林を大胆に起用して注目を集めただけに、小野田紗栞の今後の展開にも期待が高まる。

【14】 「SICKS」がギャラクシー賞受賞。

前年にテレ東深夜でOAされた連続コントドラマ「SICKS」が、1/20、2015年12月度のギャラクシー賞を受賞。バラバラのコントが、回を重ねるごとに伏線を相互に回収し合い、クライマックスでは一つのカタルシスに収束する。nkskはこの番組で腐女子の同人作家・リコポン役を演じた。出演オファーに対し、マネジャも「何故中島なんですか?」と驚いたという。


【15】 あやちょ、二冊目の著書。

3/12に「美術でめぐる日本再発見」出版。前著がPHP新書だったのに較べると、今回は身内のオデッセー出版ということで格落ち感が否めないが、本人はプロモーションに余念がない。スポーツニッポン紙でのコメント、読売新聞日曜版での連載、読売新聞文化面でのインタビュー、tvkゴールデン番組に出演して次長課長・井上聡に浮世絵講釈、京都新聞朝刊でのインタビュー、など。完成を見ずにこの世を去ったプロデューサー・櫻井孝昌氏への想いもあるのだろう(2/23営まれた追悼会にも出席している)。


【16】 ももち、AMラジオに進攻開始。

TBSラジオ午前の看板番組「伊集院光とらじおと」5/12回から、木曜パートナー・柴田理恵が欠席の場合の「レギュラーピンチヒッター」として不定期出演開始。上半期だけでも既に3回出演を果たしている。
イラドルとしての異物扱いでTVバラエティ界を席巻した頃からはや数年。今は徐々に、異物感を売りにしなくてもAMリスナーに自然に受け容れてもらえるような、別種のトークスキルを磨いている最中である。これは正に、芸能人「ももち」にとっての2ndステップといえる。

【17】 まろ、作詞家修行中。

1/27、チャオベラ「どうしよう、わたし」で他者に詞を初提供。3/25、「気絶するほど愛してる!」劇中歌4曲を作詞。


【18】 小春、新潟ローカルタレントとして活躍。

1/9、新潟のローカルFM局でレギュラー番組「こはっぴーTIME」開始。4/1には二つめのレギュラーラジオ「MEDIASHIP927」開始。さらに4/29からは地元・長岡市の結婚式場のTV CMがOA。やる気のあるマネジャが就いたものと思われる。

【19】 矢口、CM中止。

3/30、日清カップヌードルの新CMに出演を果たすが、僅か一週間後の4/8、CMがクレームで中止。矛先が矢口だったとは一言も公表されないまま、矢口バッシングだろうと既成事実化された。モンスタークレーマー、不寛容といった時代を表すキーワードの象徴事例として、一時、世論を巻き込んだ騒動となる。ちなみにCMの内容は、OBAKA'S大学の教授陣(小林幸子、ムツゴロウ、新垣隆、矢口真里)が学生らに自分のリアル失敗談を語りかける様子をビートたけし学長が暖かく見守っている--というものであった。キャッチコピーは、ビートたけしの口癖に寄せた「いまだ!バカやろう!」。

【20】 ソニン、菊田一夫演劇賞受賞。

4/18、ソニンが菊田一夫演劇賞を受賞。対象作品は「RENT」「トロイラスとクレシダ」「ダンス オブ ヴァンパイア」。


【21】 リンリン来日。

2/21、リンリンが一週間の滞在を終えて中国に帰国。Twitterで呼びかけたところ成田空港に40人以上のヲタが見送りに来て、リンリン大感激。
Twitterは日本のヲタ向けのみに開始したもので、手応えを感じたリンリンは、帰国後も中国からTwitterにアクセスできるようにわざわざVPNを導入した。
なお日本訪問の目的は恐らく、リンリンがプロデュースを手掛けるアイドルグループ「Idol School」のためのもので、少なくとも日本のボイストレーナーのもとでレッスンをさせたことは判明している。Idol Schoolは1/20にCDデビュー記者会見を開いたばかりの新人で、グローバルなコンペやコライトが一般化している今の音楽業界らしく、アレンジには日本からヒャダインなどが参加している。日本版公式サイトも存在。
リンリンはその後6/27に日テレ「深イイ話」に出演。2014/11/13に入籍、2015/9/23には出産もしていたことを明かした。そんなリンリンは今、母親業以外にもしていることが…という流れでIdol Schoolのプロデュース風景も紹介されたので、Idol Schoolの宣伝のための出演オファー受諾だったのかもしれない。なお、交際~入籍~出産の経緯については、律儀にも、番組OA前に先行してTwitterで報告した。


【22】 小川麻琴、芸能活動再開。

4/20、小川麻琴が演劇「ブレッチリーの啼かない鵞鳥たち」に出演し、芸能界に復帰。約1年前の引退発表はいったい何だったのか、よくわからないというのが実情である。

【23】 石黒彩、古巣に大目玉を食らう。

5/19、テレ東の深夜バラエティに出演して久々に娘。OGトーク。当時の給料事情などを赤裸々に話したが、5/30になって全面謝罪ブログを投稿。自分の発言内容を逐一否定するというもので、アップフロントプロモーション社からそうとうの怒りを買ったのは間違いないと思われる。

【24】 さわやか五郎が公私ともに充実。

FCイベMCなどでハロメンとの絡みも多い上々軍団・さわやか五郎に1月後半、第一子が誕生。4/4からは上々軍団としてtvkの有名番組「saku saku」レギュラー抜擢。6/4からはピンでTOKYO MXのダンス番組レギュラー獲得。今、さわごろがキている?

【25】 佳林、反抗期について語る。

3/1、JJのレギュラーラジオ「We are Juice=Juice」で反抗期の噂について釈明。ライヴ中のMCなどで素直じゃない言動がにわかに目立ってきたとして、メンバーやヲタの間で話題になっていた。曰く、本当の感情をぶつけたいと思うようになったが、それはそれで照れるので、照れ隠しでこうなってしまう、とのことだった。ただしブログは以前とまったく変わらずお行儀のいいまま、というのが実はミソ。

【26】 梨沙子活動再開。

ベリ無期限活動停止以来15ヶ月以上にわたって沈黙を保ってきた梨沙子が、6/15、ブログを再開。あわせてInstagramも開始した。

【27】 どぅー、ヤン娘。になる。

1/9、鞘師里保の後を継いで「ヤン土」こと「ヤングタウン土曜日」のマスコットガールに就任。約40年の長きにわたって日本のお笑いの頂点に君臨する明石家さんまのラジオトークの薫陶を毎週受けられるという役得である。「12歳の頃はイキってた」キャラとして立ち位置も確保済み。

【28】 つんく♂と小室哲哉が初の共作。

NHK WORLD「J-MELO」のOPテーマ曲の詞をつんく♂、曲を小室哲哉が手掛けた。'90年代の日本を代表する二大音楽プロデューサーによる初の共作である。歌うは番組のMCでもあるMay J.(アレンジャーはハロプロの常連、平田祥一郎)。4/3から。


【29】 鞘師出国。

芸能デスクの中島亨兵氏によると、3/5出国だそう。留学先は明らかにされていないが、ニュージーランドではないかと噂されている。

【30】 LoVendoЯ各メンバーのソロ活動が活発。

れいなは4/8~17、2.5次元ミュージカルに単独主演。その稽古期間中は残りの3人とビタスイが臨時ユニット「ラベビタEX」を組んでライヴハウスツアー。他にも、おかまりは4/1、日刊スポーツ紙の釣り班に正式に迎えられるなど、釣りタレントとしてのポジションを確立中。まりんは5/17と6/7、テレ東の深夜バラエティでレポーターデビュー。ねえさんは6/12, 19とZweiのサポートギターを務めた。
一方でバンドとしての創作意欲も旺盛で、れいなは詞が2/24の2ndシングルで3曲(うち1曲はボーナストラック)採用。ねえさんも曲が1曲採用。おかまりとまりんも、ボーナストラック扱いではあるが、詞と曲がそれぞれ1曲ずつ採用された。



【31】 娘。、今年も改名。

元旦、「モーニング娘。'16」に改名。二年前の「-'14」改名時は賛否両論だったが、今やすっかり馴染んだといえる。

【32】 どぅー、プロアクティブ+の顔に。

3/7~6/29、ニキビ洗顔料「プロアクティブ+」のネット宣伝キャラクターに起用。本人がブログにステマ紛いの絶賛記事をかいたことがキッカケだった。TV CMのほうへの出演も期待されたが、そちらは叶わなかった。

【33】 アプガ初の地上波歌番組。

4/26、TBS「ライブB」出演が、アプガにとって初の地上波歌番組であった。苦節結成5年である。

【34】 Mステ出演のためにズッキラストFCイベが犠牲に。

5/31に引退を控えたズッキのラストFCイベが、開催の8日前になって急遽45分前倒しされることが決定。勤め人達の阿鼻叫喚か…と思われたが、Mステ生出演緊急決定のための措置なのでは?という楽観的予想が飛び交い、それならしょうがないか、とすぐに沈静化。果たして「泡沫サタデーナイト!」での出演は叶い、最後はタモリからズッキへの花束贈呈まで行われたとあって、すっかりヲタも満足したのだった。なおズッキをテレ朝に送り出した後のイベ会場ではそのまま番組のLVも挙行された。

【35】 さゆえりは独身だった。

6/23、よっすぃ~のブログにて、唐突に、さゆ・えりりんが未だ独身であることが明かされる。さゆは現在26歳、えりりんは27歳である。

【36】 新フットサルチーム誕生。

元ガッタス・ブリリャンチスH.P.のコレティが主導して、後継フットサルチーム「Orange Bonds G.B」が3/7に発足。5/1には初戦を行った。

【37】 つんく♂、妻子と会話。

5/12、朝のワイドショーで盟友TOKIOの国分太一と対談。そこで、今は食道発声法をマスターし、家族とは小声で口頭会話するようになっていることを明かした。

ナイスハロヲタトレイニー内検索