2022下半期ハロプロ重大ニュース ~Real Sound選外ネタからひろってひろって32本~

通算14本めになった、半期ごと重大ニュース記事です。Real Soundの恒例記事をオモテ重大ニュース / オモテ次点ニュースとおいたうえで、そこから漏れたネタでウラ重大ニュース / ウラ次点ニュースを収集しました。Real Soundの2022年下半期版はトップ10+次点22。当記事もそれに合わせて計32本チョイスしました。

次点の数が少ないので、今回はウラ次点はマニアックなネタは少なくなるだろうと思ってたんですが、並べてみたら意外と小粒(いい意味で)。でも、手元のメモにはもっとニッチなニュースがあって、泣く泣く削ったんです。Real Soundの記事は、今回初めてかな? 1ページものになっていて、それが次点の数の少なさに直結したんだろうと思いますが、そもそもなんでページ数減ったんだろうな。

【1】かみこ、硬軟どっちでもいけます。

上國料萌衣は<TVバラエティでよく見かけるアイドル>の座をこれまで以上に盤石に。『池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)『ラヴィット!』(TBS)『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)『ウラ撮れちゃいました』(テレビ朝日)『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京)『有吉の世界同時中継』(テレビ東京)『バゲット』(日本テレビ)『歌のシン・トップテン』(日本テレビ)『プチブランチ』(TBS)など。

特筆すべきは昨夏、戦後77年企画に複数起用されたこと。


  • 『てれビタevery.』(KKT熊本県民テレビ)「上國料萌衣が聞く、ふるさとの戦争」
  • 『未来に残す戦争の記憶』(Yahoo! JAPAN)「南九州、特攻の地から」
  • 『現場発』(KKT熊本県民テレビ)「戦争を知らないわたしたちへ」

戦争というセンシティブな内容でもオファーが来るあたり、上國料の売れるポテンシャルはまだまだ天井知らずに見える。

【2】Bye-ByeありがとうさよならBSスカパー! よ。

10月末日を以ってBSスカパー! が閉局。歌番組ゲスト、冠レギュラーバラエティ、卒業 / 解散特番、アイドルフェス、そして数多のコンサート生中継など、数え切れないほどハロプロがお世話になったTV局であった。重ねて感謝の意を表したい。

【3】“朱莉ちゃん、冗談でもそんなこと言うもんじゃない”。

昨下半期も上國料萌衣・牧野真莉愛・石田亜佑美・後藤真希・加護亜依らを出してくれた『ラヴィット!』(TBS)だが、クライマックスは11月の竹内朱莉ロケ回におとずれた。那須ハイランドパークでアトラクションを降りてはしゃいでいた竹内を、絶叫マシーンが苦手なもう中学生が大真面目・真顔で“冗談でもそういうこと言うもんじゃない”と厳かに一喝するシーンに川島明らスタジオ大爆笑。年末生特番『ゴールデンラヴィット!』(同)でも名場面の一つに挙げられた。

【4】ハロプロにもDXの波。

スマホアプリ「UF Goods Order」がリリース。各イベント会場での購入希望グッズオーダーリストをアプリ上で事前に作っておき、そのリストをQRコード化して当日販売員に見せることで、購入希望の言い間違い・聞き間違いなどをなくしてスムーズな注文を実現する――というもの。この目的に特化しているため、グッズの販売機能・電子決済機能および予約取置機能はなく、お目当ての商品を買えるかどうかはあくまで当日の早い者勝ちである(売切状況リアルタイム確認機能はある)。

【5】9年ぶりの無念。

12/30の『第64回輝く! 日本レコード大賞』(TBS)でOCHA NORMAが日本レコード大賞最優秀新人賞を逃すという痛恨事。2013年のJuice=Juiceの苦い記憶が脳裏をよぎったファンも多かったろう。総合司会の有村架純が事前の記者会見でOCHA NORMAに注目している旨の発言をしていたのは、匂わせでもほのめかしでも何でもなく有村の個人的感想に過ぎなかったということだ。現実は甘くない。

【6】あやちょMステに現る。

パリから一時帰国した和田彩花が12/23『ミュージックステーションウルトラSUPER LIVE』(テレビ朝日)に小沢健二のバックコーラスで登場。「ウルトラマン・ゼンブ」カバーを通じて小沢と交友関係ができていた和田だが、今回の出演は完全シークレットだった。

【7】大・抜擢Like Never Before!

11月末、小林萌花が『内村文化祭'22紅葉』に出演。ウッチャンこと内村光良のコントライヴという、意外にもほどがある大抜擢であった。これをきっかけに常連化したら面白い。

【8】みんなのみなみなさようなら。

大晦日、野村みな美の専属マネジメント契約が既に終了しており、残業務であった問い合わせ窓口業務も終了したことがアップフロントプロモーション社から発表された。発表文には“芸能活動に区切りをつけて”とあり、結局2020年3月末のこぶしファクトリー解散以来一度もファンに顔を見せることなく芸能界を去った――ということのようだ。

【9】小出しあやや。



11月、松浦亜弥の未発表曲「Addicted」が配信リリース。2016年に夫・橘慶太のプロデュースで完成していた曲だそうだ。2023年には書き下ろし新曲を期待できるだろうか?

【10】YOSHIKO先生も歌っとるでよ。

10月、ハロプロの振付師としてお馴染みのYOSHIKOが率いるダミーダンサーチーム・team445がなんと配信デビュー。初オリジナル曲「445」(フォーフォーファイヴと読む)は「445 Formation」「Cutie Girls」「オートクチュール」というタイプの違う3曲のメドレー形式で、MVも制作された。翌月には太陽とシスコムーンおよび室田瑞希をゲストに迎えたイベントも開催。



次点 22本

【11】“大切な皆さんに直接お伝えしたくて”。

浅倉樹々が卒業発表したことはオモテ次点ニュースに採り上げられているとおりだが、発表方法がバースデーイベントのMCというのが極めて珍しかった。近いケースではアンジュルムのクリスマスイベントで発表した田村芽実があったが、これとて約7年前の2015年である。

【12】声援解禁への道渋滞中。

7月、東京女子プロレスが2年ぶり声援解禁(不織布マスク着用必須)。特徴的なのは、毎興行ごとに会場と協議の上で解禁の可否を都度決めてアナウンスしているという点だ。その日の興行が声援可で最終確定するかどうかは開催日が近づいてからでないと判らないようになっている。翻ってハロプロが声援解禁をなかなか決断できないのは、声援可否のレギュレーションを全公演で統一・確定させてからでないとツアーを発表できない、と思い込みすぎているからではないか。東京女子プロレスの柔軟な運用方針がアップアップガールズ(プロレス)を通じてハロプロにも輸入されるといいのだが。

【13】泣く子と天気には抗えない。

昨下半期は悪天候によるイベント中止のケースが目立った。

小川麻琴がトークゲストとして予定されていた7/9「NAGOYA IDOL SUMMIT」が雷雨で小川出演パート一部カット。9/19「Peaceful IDOL fes.」もトークゲストだったが、イベント自体が台風で中止。8/12「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」PARK STAGEは台風のため安全を優先して大型ビジョンを撤去。アンジュルムはビジョンなしのステージを強いられた。さらに翌日はフェス自体が中止。HILLSIDE STAGEに出るはずだった鈴木愛理にとって大変悔しい記憶となった。つんく♂「TOKYO青春エンタメアカデミー」は翌月の開校を前に9月に説明会を行う予定だったが台風で中止。鹿児島県から通っているらしい上村麗菜は、台風で帰宅困難になる可能性があるからとの理由で9/17のハロプロ研修生FCイベントを当日欠席。岡田万里奈とツリトシこと菅原和利氏による奥多摩での釣り場清掃活動が9/18に予定されていたが増水のため中止。Lovelysは加賀市で行われた9/18, 19「北陸アイドルパーク」を台風でキャンセル。また9/18金沢市で行われる予定だった連動イベント「北陸アイドルナイト」はイベント自体が中止になった。モーニング娘。'22初出演予定だった9/19「イナズマロックフェス」も残念なことに台風で中止。櫻井梨央フル出演予定だったそうだ。また怪我の功名というわけでもないが、当日は「イナズマ―」を優先して『ラヴィット!』(TBS)シーズンレギュラーを休むつもりだった牧野真莉愛は、中止になったので番組に生出演していた。同日、名古屋国際会議場白鳥ホールで行われたOCHA NORMA盛りだくさん会は台風のため途中で切り上げ。11月「川崎夜市」は川崎市出身の上々軍団が総合MC。1日目はつつがなく行われたが2日目の屋外会場企画が荒天中止で上々軍団の出番もお流れに。

【14】STAGE VANGUARDって何なのよ。

7~8月にかけて宮本佳林主演の音楽劇『悪嬢転生』が上演。「STAGE VANGUARD」なるシリーズタイトル(?)がつけられたが、意味説明がまったくないまま。恐らく「演劇女子部」のようなコンセプトワードなのではないかと思われるが…。ちなみに11月にはその「演劇女子部」の新作『ビヨサイユ宮殿』があった。今後は「STAGE VANGUARD」と「演劇女子部」が並行して作られていくのだろうか?

【15】ストリームオンラインストア海外進出。

HELLO! PROJECT STREAM ONLINE STOREがクリスマス前頃に英語対応。サイトの操作方法だけにとどまらず、配信動画の内容説明まで英語で行うようで、これは日本語が解らないユーザにとってかなり助けになると思われる。

【16】心強い数字。

Lovelysが2023年3月に解散するのはオモテ次点ニュースで書かれているとおりだが、芸能活動継続予定である八木沙季のYouTubeチャンネル「やぎちゅーぶ。」が昨年内ギリギリの12/30に登録者数10万人台に乗った。TikTokフォロワー60万人と併せて、ソロ活動における武器の一つになってくれることだろう。

【17】25周年だぞ、モーニング娘。

9/14、モーニング娘。が結成25周年を迎えた。記念日らしい出来事としては

  • 矢口真里MCの『The NIGHT』(ABEMA)生ゲストに田中れいな・譜久村聖・牧野真莉愛
  • 25周年記念FCイベント内でつんく♂からメッセージ
  • 17期メンバー募集オーディション応募受付開始

だけで、少々寂しい気も。ちなみにオーディションは12/15に2次オンライン審査が終了したところ。

【18】一人喋りとサウンド嗜好。

櫻井梨央が9月と12月、OMAKE CHANNELで動画「インストゥルメンタルのすばらしさを語りたい!!」を公開。9月の1本目でもスマートなトークが注目を集めたが、前後編に分かれた12月の2本目では教育係の野中美希を話し相手に迎え、さらに舌が回るように。大久保薫氏のアレンジがそうとう好きなようで、今後彼女の存在が'10年代後半大久保サウンド再評価を招く可能性も??

【19】有名人女ヲタ、一般人女ヲタ。

有名人女性ハロプロファンでは人生の転機を迎えた人が多数。小川紗良と手島優が入籍を、蒼井優が第1子女児出産を、弘中綾香アナが結婚を、柳原可奈子が第2子女児出産を発表した。ファンではなくてOCHA NORMAの共演者だが江上敬子(ニッチェ)も第2子女児出産。また9月には武田知沙アナがテレビ愛知を退社してフリーアナになった。

『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)で吉住が2週にわたってハロプロをプレゼン。松岡茉優は自身の福島県PR仕事で鞘師里保と共演する一方、加賀楓公式グッズとして卒業メモリアルフォトブックをプロデュース。

他方、一般人女性側では、ハゴロモ社が10年ぶりにハロプログループのカレンダーを出すにあたり、社内のハロプロファン女性従業員が企画・開発のキーパーソンになったことをプレスリリース内でわざわざ紹介、という興味深い事例があった。ハゴロモは<推し消費><従業員の推し活>に理解のある会社ですよ、というアピールだったのだろうか。それが功を奏したのかどうかは不明だが、発売前に重版がかかったそうだ。

【20】約11年ぶり? のCD?

7月、前田有紀が演劇『曼珠沙華』の主題歌「天上花」をCD-Rでリリース。発売元によると12thシングルとのこと。

【21】父も彼も一流アスリート。

8月、鈴木愛理の実父・亨がファンケルクラシックで今季初優勝。-11でシニア通算6勝目を飾った。11月には娘がイメージキャラクターを務めている千葉銀行の新CMに出て親子共演を果たした。そして現在交際中なのがサッカー日本代表MF・田中碧選手である。11~12月にはW杯カタール大会でドイツ、スペインを破るというジャイアントキリングを成し遂げ、ドーハの歓喜と日本中から称えられた。愛理もスゴいが父親も交際相手もスゴい。

【22】安倍元首相銃撃事件の余波。

2022/7/8は安倍元首相銃撃という大事件が起きた日だが、ハロプロもその余波を受けた。『ヒルナンデス!』(日本テレビ)で竹内朱莉・川村文乃のロケVTRが流れる予定だったが、番組開始後すぐ特別報道に切り替え。VTRはお蔵入りにはならず、8/19に仕切り直しオンエアされた。

またメジャーデビュー直前のOCHA NORMAから広本瑠璃・石栗奏美・西﨑美空が『金曜ボイスログ』(TBSラジオ)に生出演。第一報が直前に入り、動揺はありつつも何とか出番を終えた。しかしその次の「LOGISTEED CAFE」コーナーがまるごと中止になり、ここに1人で出演予定だった松永里愛がモロに影響をくらったのだった。

【23】結婚・出産模様。

11月に矢島舞美が入籍したのはオモテ次点ニュースで採り上げられているとおりだが、翌12月には安倍なつみが第3子出産を発表。仙石みなみも第1子女児出産を発表した。

【24】もういっそ娘。あたりで主題歌どーですか?

8月末、前田拳太郎主演の『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日)が最終回を迎え、実妹・こころから労いのブログが贈られた。


続いて翌月から始まったシリーズ次作「―ギーツ」(同)ではなんと高橋愛の夫・あべこうじが出演。第2~6話のみではあったが、一話だけのゲストキャストではなく仮面ライダーメリーに変身する役だった。ハロプロの周縁で仮面ライダーとのつながりが深まりつつある?

【25】次世代グラビアクイーンレースならとっくに始まってる。

オモテ次点ニュースに載っていないソロ写真集を以下に列挙する。

  • 牧野真莉愛『全集2018-2022』(ワニブックス)
  • 岡村美波『Miimi』(オデッセー出版)
  • 北川莉央『18's Vacation』(ワニブックス)
  • 鈴木愛理『nectar』(主婦の友社)

北川は3rd写真集の他、漫画誌表紙グラビアが3回あった。ただしすべて複数人での表紙で、2023年は久々の単独表紙を期待したい。

  • 9/26『ヤングマガジン』誌(講談社)工藤由愛・山﨑夢羽と
  • 11/16『週刊少年サンデー』誌(小学館)牧野真莉愛と
  • 12/2『ヤングガンガン』誌(スクウェア・エニックス)伊勢鈴蘭・工藤由愛・山岸理子・西田汐里・中山夏月姫と

【26】マーチャンフォー!

12月から佐藤優樹が北海道拠点の大型書店チェーン「コーチャンフォー」グループの3代目イメージガールに就任し、道内限定TV CFも始まった。各店舗でもモーニング娘。コーナーが展開されているようだ。

【27】<アイドール>を描いたドラマ。

単発ドラマ『アイドル』(NHK)に田村芽実出演。劇中ステージシーンの演出を手掛けた池田泰洋ディレクターが普段は『うたコン』(同)を担当しているからか、現役ハロプロメンバー(山岸理子・谷本安美・浅倉樹々・秋山眞緒・西田汐里・江口紗耶・前田こころ・山﨑夢羽・里吉うたの)が端役ではあったが起用された。しかしハロプロファンの間では、主人公のモデルとなった故人・明日待子氏から生前、伊勢鈴蘭が薫陶を受けたことがあるという驚きのエピソードのほうが話題になってしまった感がなきにしもあらず。

【28】イチ楽器奏者として。

11月、清野桃々姫がJUVENILEとのコラボで「うれしい! たのしい! 大好き!」(DREAMS COME TRUEのカバー)を配信リリース。トークボックスプレイヤーとして認められた格好。

【29】最新曲を踊ってみた。

7月、振付師・うーちゃん先生のYouTubeチャンネル「うーちゃんです! おまたせー!」に小川麻琴が出演してモーニング娘。'21「Teenage Solution」を踊った。OGが<踊ってみた>動画を撮る際は自身がオリジナルメンバーの曲がチョイスされがちで、最新曲にチャレンジするというのは珍しい。

【30】1990年代Jポップ・ベスト・ソング!?

『ミュージック・マガジン』誌(ミュージック・マガジン社)10月号の表紙が「LOVEマシーン」ジャケット写真のイラスト。「1990年代Jポップ・ベスト・ソングス100」特集号だったため、すわ「LOVE―」が1位に選ばれたのかと思いきやそれはぬか喜びで、実際は7位。イラストレーターにオーダーする時点ではまだランキングが決定しておらず、編集長の独断で「LOVE―」1位を予想して発注したのだそうだ。ちなみに1位はORIGINAL LOVE「接吻 kiss」だった。

【31】コロナ禍下のOYL。

宮澤茉凜を擁したバンド・One Year Laterが8月いっぱいで活動休止。宮澤は今後サポートギタリストとして活動していくとのこと。

【32】はたけ復活。

2021年6月以来SNS更新がストップ、またその間にアップフロントの所属タレント一覧から名前が消え、消息がつかめなくなっていたはたけが12月、『THE IDOL BAND:BOY'S BATTLE』(TBS)に出演。日韓合同アイドルバンドオーディション番組で健在な姿を見せた。

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