2020ニュース 個人的高評価

2020上半期ハロプロ重大ニュース ～Real Sound選外ネタからひろってひろって37本～

通算9本めになった、半期ごと重大ニュース記事です。Real Soundの恒例記事をオモテ重大ニュース / オモテ次点ニュースとおいたうえで、そこから漏れたネタでウラ重大ニュース / ウラ次点ニュースを収集しました。Real Soundの2020上半期版はトップ10＋次点27。当記事もそれに合わせて計37本チョイスしました。

コロナ禍によりハロプロに訪れた変化とは？　2020年上半期重大ニュースを振り返る 16位は下半期初月で早速状況が変化していますが、あくまで上半期中の出来事だけにフォーカスしているということで、気にしないで。

【1】幻に終わったコンサート達よ、安らかに眠れ。

2015年、女戦士5人でたどり着いた横浜アリーナを、今度はソロで実現－－するはずだった。上半期最大級のビッグイベントになると年始当初は思われていた鈴木愛理横浜アリーナ単独コンサートはコロナ禍で残念ながら中止。代わりにソロデビュー時の日本武道館単独コンサート映像をYouTubeプレミア公開し、これはこれで大いに盛り上がった。

他に惜しくも中止となったモニュメンタルコンサートとしては、オモテ重大ニュースに採りあげられたアンジュルム船木結卒業コンサート・Juice=Juice宮本佳林卒業コンサート・研修生「春の公開実力診断テスト」以外では、つばきファクトリー初単独東名阪ホールツアー・BEYOOOOONDS初単独ホールコンサートがあった。

野外フェスでは、モーニング娘。'20とアンジュルムが初出演する予定だったGWの「JAPAN JAM」。同じロッキング・オン社が手掛ける夏の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が東京五輪との兼ね合いで開催日数を減らすことが昨夏時点で決定していたため、ハロプロ勢は割りを食って切られるんじゃないか、「JAPAN JAM」はその分の穴埋めなんじゃないか…　といった憶測もあったが、6月、両グループとも「ROCK－」のオファーをもらい、そして受諾していたことが明らかに。同社がハロプロに最高級の評価をしてくれていたと分かり、ファンの間に静かな感動が拡がった。

【2】ジャンプ禁止は遠くなりにけり。

昨10月に予告された、ハロプロ主催イベントにおけるジャンプ禁止令が今年1/2から遂に本施行。是非を巡って喧々諤々のファン界隈であったが、その後のコロナ禍本格化によりイベントそのものが片っ端から中止されていく運命を、あの頃の我々は知る由もなかった…。

【3】アニソンの力恐るべし。

オモテ次点ニュースでも採りあげられた鈴木雅之 feat. 鈴木愛理「DADDY DADDY DO!」だが、公式MVが公開からジャスト2ヶ月で再生回数1000万回到達。折しもその1週間ほど前にはモーニング娘。'16「泡沫サタデーナイト！」Promotion Editがハロプロ史上最速1000万再生を達成していたのだが、そちらはなんと4年と35日を要した。やはりTVアニメ主題歌タイアップ（『かぐや様は告らせたい？』（TOKYO MXなど））がついているか否かの差は大きいようだ。なおこのゲストヴォーカルフィーチャーは大物編曲家・本間昭光氏が愛理を推薦したことから実現したという。本間氏と愛理といえば2018年10月の『Sound Inn“S”』（BS-TBS）で共演しており、その縁と思われる。



他にアニソンといえばONEPIXCELによる『もっと！まじめにふまじめ かいけつゾロリ』（Eテレ）EDもあった。

【4】写真集、いっぱいがいっぱい。

2020上半期は半年で13作という、なかなか類をみない多作の年だった。オモテ次点ニュースに採りあげられた羽賀朱音・山﨑愛生・山﨑夢羽以外では、まず正月に井上玲音が2作目。当時はこぶしファクトリー解散発表直前。2月、牧野真莉愛が3年連続となる誕生日当日の発売。5月には船木結と宮本佳林が卒業記念作を出した。5月末には佐々木莉佳子が5年弱ぶりとなる2作目。その他、石田亜佑美・工藤遥・小田さくら・山岸理子も。そして6月には、福田明日香がハロプロOG初ヘアヌード写真集を刊行。発売の2ヶ月以上前には、活動母体だったバンド・ピースストーンを無期限活動休止していた。

【5】制約を逆手に取った作品群、あっぱれ。

ソーシャルディスタンスに喘ぐ演劇界だが、そもそもの舞台設定をオンライン会議ツール上にするなどして役者が在宅リモート演技だけで済むようにする、通常のストレートプレイをオンライン朗読劇として再演する、などの挑戦的な事例がいくつかみられた。吉川友『BLACK DUCK』『乾杯戦士アフターV』スピンオフ・久住小春主演『GIFT～しあわせのカタチ～』・矢口真里『さらばのリモコメ』・森本栞菜『どこへも行けない僕たち』・諸塚香奈実『楽屋－鏡が観ている－』・須藤茉麻『あなたもきっと経験する恋の話』など。

【6】レギュラー仕事はBEYOOOOONDSにお任せあれ。

BEYOOOOONDSの勢いはとどまるところを知らず。第34回日本ゴールドディスク大賞ベスト5ニュー・アーティスト受賞だけにとどまらず、ハロプロ諸先輩の各レギュラー番組をも軒並みかっさらっていった。まず、まこと・こぶしファクトリーの『Fine!!』（TBSラジオ）内レギュラーコーナー「ラジオパンチ！」が「Oの数は5つです」に。和田彩花『ビジュルム』（東海ラジオ）も『ビヨ～～～～～ンっと飛び越えナイト！』に。『うたなび！』（TOKYO MXなど）内で「ドスコイ定期便」「なびノリア♪」と続いたこぶしファクトリーのレギュラー枠もBEYOOOOONDSに。上國料萌衣・船木結コンビによる「いっしょに！放課後ガールズトーク!!」（『なかよし』誌（講談社））も「胸キュン♥4コマ」になった。新規に獲得したレギュラー仕事としては、『メイプル超音楽』（CBCテレビ）内の山﨑夢羽ソロコーナー「ユハえもんのひみつ道具」。

【7】これで所属タレントに給料を払える？

YU-Mエンターテインメント社がニコニコ生放送で25時間半テレビを配信。番組内で1,000万円クラウドファンディングプロジェクトをぶち上げ、最終的にはなんと1,440万円弱を達成。

【8】佐久間さんのいない三芳町。鳥場さんのいないエステー。

埼玉県三芳町の豪腕広報マン・佐久間智之氏が2月いっぱいで町職員を辞めて独立起業。同月頭から金澤朋子が三芳町観光大使に再任されているのだが、佐久間氏抜きの大使業ということで、活躍のスケール縮小は避けられないのではないか（後任の方、すみません）。佐久間氏との関係はいたって良好で、独立後4月に出た氏の新著に金澤が推薦文を寄せている。

メッセージ - PRDESIGN-JAPAN 6月中旬にはエステー社の執行役・特命宣伝部長だった高田鳥場こと鹿毛康司氏が退社して独立開業。高橋愛と田中れいなにエステー社の仕事を長年オファーし続けてくれたキーマンだった。

元エステー鹿毛氏が退社独立　「広告は嘘をついてはいけません」

【9】舞美のアンラッキーの事情。

矢島舞美出演のいわゆる《2サス》ドラマ『新・信濃のコロンボ 追分殺人事件』（テレビ東京）が4月にOAされる予定だったが、岡江久美子氏と志賀廣太郎氏の逝去で追悼ドラマ再放送が相次ぎ、6月まで延期に。2月末から日本公開された映画『初恋』も、コロナ禍で客入りは必ずしも芳しくなかったそう。脇役出演とはいえ、各所で高評価を得ていた作品だっただけに残念なことである。

そして何より不運だったのが、冠ラジオ『I My Meまいみ～』（FM PORT）の終了である。満12年続いたハロプロきっての長寿番組だったが、運営会社の経営悪化のため停波・閉局・清算決定となった。今年12月には開局20周年を迎える見込みだったのだが、そこまで保たなかった。ただし、同じ理由で昨夏終わった鈴木愛理『Airi's Potion』（TS ONE）が、今年初、『ギリ日！Airi's Potion』（JFN）として復活しているというのもあるので、『I－』にも一縷の望みをかけたくなるところ。他に終了したFM PORTの番組としては久住小春『こはっぴーTIME』・Bitter & Sweet『GOLDEN SOUNDay♪』。

矢島舞美『矢島舞美のI My Me♡まいみ〜』

【10】新たなる我が軍は女子アナ。

1月、『Hanako』誌（マガジンハウス）Web版の連載「純度100%」でテレビ朝日・弘中綾香アナがJuice=Juiceを絶賛。4月の『アイドルもういっちょプラス』でも宮本佳林をゲストに迎えて大興奮。6月には自身の冠番組『ひろなかラジオ』（ABEMA）に譜久村聖・石田亜佑美・山﨑愛生を呼ぶ。松岡茉優や蒼井優に次ぐ《我が軍》になるか？

次点 27本

【11】ちなみに1位は百恵ちゃんでした。

3月、『1番だけが知っている』（TBS）で「声楽家55人がガチ投票！本当に歌が上手い女性アイドルBEST10!」がOA。ハロプロ現役最高位は14位・小田さくら。OGでは6位に松浦亜弥がランクイン。

【12】OG TV CF。

3月、道重さゆみがミスタードーナツ期間限定商品「桜が咲くドドーナツ」TV CFに出演。5月には「ムシューダ」TV CFの新作に高橋愛が、6月には高橋と田中れいなが同じくエステーの「脱臭炭」TV CFに登場。

【13】SNS動向のほんの一部。

4/1、Juice=JuiceがTikTokアカウントを開設。1ヶ月以上の様子見期間の後、5/11、ハロプロとしてのTikTokアカウントがスタート。追加分も含め上半期トータルで30曲のハロプロ楽曲が使用可になっている。5/8、Facebookページの名称がUp-Front link → Hello! Project Linkに改称。5/14、アップアップガールズ（仮）（2）楽曲がInstagramミュージックスタンプで使用可に。翌5/15には、13人の現役ハロプロメンバーが一斉に個人Instagramアカウントを与えられ更新開始。5/21はアップアップガールズ（2）がnoteをオープン。6/2、YU-Mエンターテインメント社の台湾人新人スタッフによる中国語Twitterアカウント運用が始まった。

【14】あやちょの文跡は物語る。

アイドル和田彩花　西洋近代絵画の筆触を探る 和田彩花が日本経済新聞朝刊文化面で10日間にわたって美術コラムを連載。その他執筆仕事も多く、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』（筑摩書房）書評・『新潮』誌（新潮社）6月号に「人生で自分の姿を一度も見ることができない」寄稿・藤野可織『ドレス』（河出文庫）解説・松田青子『持続可能な魂の利用』（中央公論新社）推薦文・『GQ JAPAN』誌（コンデナスト・ジャパン）7・8・9月合併号に寄稿・『ケトル』誌（太田出版）VOL.54に「プラスチックケースのピンク色では、きっと感じることのできない心地」寄稿・山内マリコ『美術館は一人で行く派展』（東京ニュース通信社）書評。3月で大学院も修了。

【15】アンジュルム、予想外の事態頻発。

オモテ重大ニュースにも入った船木結の卒業再延期、およびオモテ次点ニュースに採りあげられた太田遥香の活動休止に加えて、新型コロナウィルスの影響でONLY ONEオーディションの進捗も遅延しているアンジュルム。とかくこの世は想定どおりにいかないことばかりである。

【16】夢乃森から巫へ。

福田花音が巫（かんなぎ）まろの名でZOCに加入。2019いっぱいでアップフロントを辞めていたことも明かした。なお本名を封印したわけではなく、CUBERSの作詞は福田花音名義で行っている。

【17】娘。15期デビューシングル以外にも。

2020上半期は、アーティストにとって節目となるようなCDのリリースが目立った。まず1月末、稲葉貴子を擁するピリカラこと（s）pirit colorが初オリジナルCDをライヴ会場限定販売。2月には宮澤茉凜を擁するOne Year Laterが1stシングル『DREAMER』を発表。同月、PINK CRES.がシングル『ルーレット』でようやくメジャーデビュー。同日、田辺奈菜美を擁するONEPIXCELがメジャーでは初となるフルアルバム『LIBRE』。4月には田村芽実が1stフルアルバム『無花果』を上梓した。同月、佐保明梨がソロ1stCDをタワーレコード限定リリース。

【18】卒メン5人の動向。

2020上半期にハロプロを卒業した5人は奇しくも全員2015メジャーデビュー組だった。室田瑞希と野村みな美はアップフロントプロモーション社に籍をおきつつ、完全沈黙中。GWのテレワーク合唱動画にも参加せず。広瀬彩海と浜浦彩乃はアップフロントを辞めてフリーランスで活動開始。浜浦は演劇『あいまいばかりの世界』に早速出演。『ハロプロダンス学園』シーズン3（ダンスチャンネル）はハロプロ卒業後の5月からのOAだが、在籍中に最後まで収録を終えていたため出演。広瀬は春から音大に入学して女子大生との二足のわらじを履き始めたからか、上半期中に形になった作品はないが、「AYAKAプロジェクト」なる企画でTM NETWORK・木根尚登からの提供楽曲を制作中。和田桜子が芸能界引退したのはオモテ重大ニュースでふれられているとおり。

【19】誰が買ったか赤羽橋。

アップフロント各社が入居している都内のビル・高栄麻布ビルを所有者の高島屋社が2月に82.33億円で売却したことが明らかに。譲渡先は非公開。

【20】元アンジュでZINEが流行。

勝田里奈が4月から月刊ZINE『BABY'S BREATH』（主婦の友インフォス）を刊行開始。10号まで続ける目標だそう。盟友・和田彩花も自身のファンコミュニティ「和田彩花 前2021」入会者に特典ZINEをプレゼント。

【21】前田家と工藤家は家族ぐるみ。

1月、前田こころの実兄が工藤遥の幼馴染みであることが何の前ぶれもなく公表される。

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【22】ねぇ、ママ？　僕のお願い！

つんく♂初の絵本が双葉社からGWあたりに出版される予定だったが、コロナ禍でプロモーションが打てず、発売延期。しびれを切らしたつんく♂は半ば強引にYouTube無償公開という手に打って出る。日本語版では主人公の少年をつんく♂の次女が、母親役を小湊美和が演じ、英語版では母親役をつんく♂の長女が担当した。さらに台詞を抜いたBGMオンリーVer.を公開したところ鞘師里保・石田亜佑美・譜久村聖が反応し、それぞれ朗読動画をInstagramに投稿。うち石田版・譜久村版はモーニング娘。の公式YouTubeチャンネルで後日正式公開された。

【23】ハロOGは子だくさん。

1月、石川梨華と藤本美貴がそれぞれ第2子男児と第3子女児の出産を報告。5月にはジュンジュンが第1子出産。6月にはBuono!のバックバンド・Dolceのejiが第1子女児を出産。

【24】北研、三歩進んで三歩下がる。

伊藤沙菜が昨年末でアップフロントを辞めたことに伴い、今春、『Hello! to meet you!』（HBCラジオ）が『Hello! リアル☆スクール』にリニューアル。名実ともに研修生北海道の冠番組となった。ところが2期・橋本莉々花が何故か新番組のキャストに名を連ねず。半月後にはその橋本と、3期・渋谷妃菜が研修終了を発表。さらに6月末には3期の片割れ・西村風凛も病気離脱。『Hello! リアル－』はリニューアルから1クールで再び、《石栗奏美が毎週大人の女性（堰八アナ）と1対1で進行するラジオ番組》に戻ってしまったのだった。1月に始まった『只今ラジオ勉強中!!』（ラジオ日本）と対になって研修生内 / 研修生北海道内のトークを訓練する場としての役目があったのだろうが、現実はなかなか上手くいかないものである。

【25】元研修生動静。

元20期・横川夢衣の《芦屋系お嬢様アイドルユニット》Noah'sMileが解散。元22期・堀江葵月は音楽劇『星の王子さま』で昆夏美と共演。「ダミーFes.」にもteam445の一員として参加。元24期・仲野りおんは大学進学。元27期・日比麻里那はTwitterとInstagramを開始。事務所に所属しているとのことだがどこかは不明。元研修生北海道1期・北川亮は@riaを卒業して上京。

【26】市井の名を冠したオーディション二つ。

中野尚美『市井紗耶香についてご報告。』 市井紗耶香およびエスダブル社はアルカンシェル社から業務提携契約解除を申し込まれ、2/5付で合意。アルカンシェル社の中野尚美代表によると今年1月中旬から解除を申し入れていたそう。並行して「市井紗耶香タレントアイドルグループオーディション」の審査が進行中。昨年から募集していた別オーディション「市井紗耶香アイドル発掘プロジェクト」は7名の合格者が決まり、6月下旬にお披露目された。

🍭 市井紗耶香プロデュースのL・I・E・P、メンバー石川咲姫（元SKE48）と岩田ちひろ（元SPL∞ASH）が魅力を語る - Pop'n'Roll(ポップンロール)

【27】Ni-na、BOSS♀のマネジャーになる。…とは？

飯窪春菜がモーニング娘。卒業以来プロデュースを手掛けてきたNi-naが4月、ヴァーチャルアイドル活動の休止を宣言。

【28】お仕事順調ゆかにゃ。

宮崎由加は石川県のローカルタレントという方向性の強化と、全国区仕事の拡大を両輪バランスよく廻している。前者が『Pinky Friday』（FM石川）・いしかわ観光特使・かほく市ふるさと大使であり、後者がアパレルブランド「ADIRA」プロデューサー・『ふるさとの未来』（TBS）である。

ADIRA Official Site | アディラ公式サイト なおJuice=Juice時代の後輩・段原瑠々も、広島県ローカルタレントへの道を《カープ女子》という切り口で上り始めている。『カープ道』（HOME）・『週刊プレイボーイ』誌（集英社）グラビア「12人のプロ野球ガールズ2020」・応援歌「それ行けカープ」著名人リレー歌唱である。

【29】ロビンそろそろ冠ラジオもっていい説。

3月下旬、『The BAY☆LINE』（bayfm）DJを27年間の長きにわたって担当したバズーカ山寺が勇退。最後の5年間の相棒だった岡田ロビン翔子が見送り役を務めたのだった。後任の林家たま平は年下なこともあって岡田のことを「ロビ姐」と呼んでおり、いよいよ、年齢・キャリア・実力相まった中堅ラジオパーソナリティっぽさが出てきた感。春からは『KIREI NOTE Lounge』（ラジオ大阪）にレギュラー出演。もともと高橋愛が一人でナビゲーターを務めていた同番組に、コンダクターという肩書で途中加入を要請されたその仕切り力は、伊達ではない（conductorは英語で指揮者の意）。

【30】続く仕事・終わる仕事・始まる仕事。

続く仕事

昨秋「Yes! We are family～FC町田ゼルビアver.～」を制作してから僅か半年で解散してしまったこぶしファクトリーだが、井上玲音の『ゼルつく』（ABEMA）準レギュラーは継続。また、解散に伴いグループの冠ラジオだった『夜空で逢いましょう』（FM FUJI）は終了したが、こちらも井上のソロ番組『Music Letters』に引き継がれた。シーズン4最終回で月に帰ってしまった（役の上で）佐藤優樹は「あはれ！名作くん」（Eテレ）シーズン5で松田メイ役続投。『We are Juice=Juice!』（bayfm）は続いていることには続いているが、22時台 → 27時台に移動となってしまった。

終わる仕事

2月末、佐々木莉佳子が『Seventeen』誌（集英社）専属モデル降板。3月上旬、広瀬彩海の『ホンシェルジュ』寄稿が終了。3月下旬には『OVERTURE』誌（徳間書店）が休刊し、岸本ゆめのと和田彩花の連載がそれぞれ打ち切り。3月末、斉藤瞳『アオラジプロジェクト』（FM-NIIGATA）・Lovelys『ドレドレ♡Lovelys』（ラジオ関西）・植村あかり『ラジオでもない音』（MBSラジオ）が続けざまに終了。4月中旬、森咲樹が『オレたちゴチャ・まぜっ！～集まれヤンヤン～』ヤンヤンガールズ卒業。4月末は和田彩花「美遊伝」（東京新聞）と真野恵里菜「ここだけの話」（JJ net）が最終回。5月末は和田彩花『懺悔室』（SHOWROOM）・辻希美が珍しくレギュラーを務めた『さよならプロポーズ』シーズン2（ABEMA）が終了。飯窪春菜は『ゲームフューチャー！』（カンストTV）と深夜連ドラ『FAKE MOTION -卓球の王将-』（日本テレビ）が5月に最終回を迎えた。

始まる仕事

1月、岸本ゆめのが『60TRY部』（ラジオ日本）火曜レギュラーに。4月、工藤遥がナレーターを務める新番組『BOOKSTAND.TV』（BS12）がスタート。同月中旬からはLovelysが『MUSIC LIFE GARDEN』（ラジオ関西）月2回レギュラー。翌5月からは吉川友が『DIG GIG TOKYO!』（TOKYO FM）内コーナー「WeCheer」でアシスタント。

【31】カレコスが再び動き出す日は来るのか。

5月いっぱいでカレッジ・コスモスが活動休止したのはオモテ次点ニュースで採りあげられたとおりだが、実は4月に新メンバーを入れる予定があった・運営元はコロナ禍が落ち着いたら今年末を目処に活動再開させたい意向、といった芸能マスコミ報道もあり、再始動に含みを大いにもたせてある状態だったりする。春には演劇女子部の小野田あやさ（下の名前をひらがなに変更）が音大の新1年生としてスペースクラフト・エンタテインメント社に所属、キャンパスクイーンに加入した。キャンパスクイーンといえばカレッジ・コスモスの母体のようなものなので、将来、小野田が新生カレッジ・コスモスに選ばれる可能性も…??

【32】エリックはいない模様。

2月、アップフロントグループ社公式サイトの所属アーティスト一覧ページに「作家」という区分が新設されているのが発見される。所属は星部ショウと三浦徳子の2名のみ。

【33】ミスコンはお好き？

元研修生24期・金津美月は「女子高生ミスコン」出場中。演劇女子部の森本栞菜は「FRESH CAMPUS CONTEST」出場中。元エッグ1期・三令-mirei-は「ミス・ジャパン」に出場して千葉大会2位の成績を収めた。

2020ミス・ジャパン千葉大会開催、20歳大学生の遠藤 奈子さんがグランプリを獲得。

【34】降らぬ先にゃ必ず忘れんなアンブレラ。

ラストシングル『青春の花 / スタートライン』のライナーノーツで、星部ショウがこぶしファクトリーに餞別の言葉を贈った。抜粋すると
こんな時代です、不測の事態にも慌てずに
というものだが、これはいわずもがなこぶしファクトリー初オリジナル曲「念には念」の歌詞の引用である。これはつまり、「念には念」作詞者：アベショーの正体についての最期のネタばらしと考えてよいのでは。

星部ショウ オフィシャルサイト

【35】プッチベストナンバリングと西暦4桁がシンクロしたよ。

例年12月に出ていたハロプロのレーベルサンプラー『プッチベスト』シリーズ。20作目はリリースが今年の1月にずれ込んだ。本シリーズはタイトルが「プッチベスト」＋「ナンバリング2桁」＋「発売年（西暦）」となっており、今回はナンバリングと西暦をつなげて「202020」という字面にしたかったのだろう、というのが専らの見立てである。中身もその年のヒットパレードではなく、メンバーセレクトによるハロプロオールタイムフェイヴァリットソングスとなっている。

【36】あっちでもこっちでも愛は勝つ。

「愛は勝つ」を合唱したのは現役アップフロントタレントだけではない。大西一希氏という劇団員の男性が主催したテレワーク合唱動画に元エッグ1期の三令-mirei-が参加。

【37】ハロプロとの絡みはほとんどなかったけれども。

1月末を以って大西暁子がアップフロントエージェンシーカンパニーとの契約を終了、Akkeyと名乗ってパーソナルカラーアーティストに転身。同日、青山麻由もYU-Mエンターテインメント社と契約終了。

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