AbemaTV『少女たちの決断』放送開始〜アンジュルムから相川茉穂卒業 - Real Sound|リアルサウンド
Real Soundの2017年下半期版は、トップ10+次点30。当方もそれに合わせた構成になっています。もっと載せたかったですが、そこはグッと涙をのんで。
【1】まりあ、ビジュアルクイーンの座確立です。
モーニング娘。'17牧野真莉愛が漫画誌の表紙グラビアを席巻。半年間で「週刊少年チャンピオン」表紙を3回飾ったのを筆頭に、「週刊少年サンデー」「ヤングチャンピオン」「週刊ヤングマガジン」を総ナメした(ヤンマガのみ、森戸知沙希との合同だったが、ヤンマガの単独表紙自体は上半期に既に経験済み)。8/30には、全国書店流通ありとしては初の写真集も上梓。【2】リリース方針とプロモーション戦術に大きな地殻変動か。
上半期から始まっていたアプカミミュージックデリバリー企画だが、下半期リリース分の楽曲から(「おバカねこと おバカねこバカのうた」以降)、楽曲のMVがYouTube上ではショートVer.オンリーになるなどして、《公式のフル音源をネットで無償で聴けてしまうようなことがないよう、MVの公開の仕方を工夫する》という方向性が垣間みられるようになっていく。そのさなかの10/10、アンジュルムの新曲がCDシングルではなく『映像作品』としてBlu-ray / DVDのみでリリースされることが判明。《それがメインの売り物なのだから、フルMVをネットで無償公開するわけがない》という正当化を浸透させ、ひいては《ネットで無償で公式MVをフルで観れてしまうということが、そもそも異常なことだった》という価値観に中長期的誘導するためのリリース形態なのではないか?という憶測も飛んだ。果たしてその新曲「マナーモード」は、リリース1ヶ月強前に「スマートフォン用プロモーション映像」なるプライベートオフショット風ショートビデオが、そして2週間強前に「Promotion Edit ショートVer.」がYouTubeで公開され、フルVer.の公開は最後まで行われなかった。トリプルA面の残りの2曲も同様。《公式フルMVの無償公開》という施策には、新規ファン獲得に多大なる威力があると思われ(特にそれが最大限発揮されたのが、モーニング娘。『EDM+フォーメーションダンス』期におけるDance Shot Ver.だったのだろう)、そのため、もしこのまま廃止に向かうならかなりのインパクトが発生するのは不可避と考えられる。ただ、今後どうなるにせよ、2018年リリースの吉川友の両A面CDシングル「DISTORTION / ときめいたのにスルー」のフルMVが2017/12/25、両曲ともYouTubeで無償公開された。このことから、本件はアップフロント全体の方針なのではなく、あくまで『ハロプロ』という単位内での検討事項であるらしいことがうかがえる。またアプカミミュージックデリバリー楽曲では、12/22の「雑煮でケンカしてんじゃねーよ」がフルVer.公開に戻っている。
(本稿は2017年下半期の振り返りなので基本的には年明け後の展開についてはふれないが、本項については、1/29につばきファクトリー「低温火傷」Promotion EditがフルVer.公開されたことを付記しておく)
【3】OGと現役の境目が曖昧になり始めている。
7/3、ハロモバで矢島舞美のラジオコーナー「隣のやじまん家」がスタート。また(これは上半期の出来事だったが)それに先立ち、ハロモバにOGコーナーが新設。コーナーといってもコンテンツは各OGの公式サイトへのリンク集と公式ブログへのリンク集だけだが、それまで、当然のことながら《その時点の現役メンバー》しか扱っていなかったハロモバが、OGをコンテンツ資源として扱い出した転換点だった。11/27~12/3、矢島舞美主演の演劇女子部「一枚のチケット」上演。《(BS-TBSが企画制作に携わって、)ハロプロ現役メンバーが主演する、男子禁制の舞台》という「演劇女子部」のそれまでの定義が16作目にして遂に覆され、OG主演作がお目見得した。
12/28、アップフロントのYouTube番組「tiny tiny」が、6人目で早くも、ゲストをOGに限定する縛りを撤回。現役からのゲスト一人目は中西香菜だった。視聴数向上のテコ入れだろうが、あまりにクイックな方針転換だったため、少々の驚きを以って迎えられた。
斯様に、下半期は現役とOGの境界線がよくも悪くも融解し始めた時期だったといえる。では、この動きが2018年に加速するか否か?10/23~11/4にかけてCOTTON CLUBで行われたOG達によるシリーズライヴ「One by One」に「Hello! Project 20周年記念前夜祭」というサブタイトルがつけられていたことを鑑みれば、《2017年は前夜祭であって、20周年の本番はあくまで2018年》→《現役 / OGの境界融解も同様に、2018年が本番》と推察できそうな気が、しなくもない。
【4】清水佐紀キャプテンが帰って来た。
8/24、突然の芸能界復帰宣言。Berryz工房無期限活動停止後はアップフロントプロモーション社預かりとなっていたが、復帰宣言当日にM-line club入りしてファンクラブをもち、1ヶ月後の9/26には関連会社のジェイピィールーム社に移籍。そして10/4、NHK「ごごナマ」に生出演して東京タワーの階段600段を上り、これにて芸能活動再開とあいなった。なお12月からブログでQ&A企画を実施し(2018/1/18で終了済み)、そこで、復帰した今はハロプロアドバイザーでない旨を何度か明言している。
【5】バスツアー大大大大盛況。
下半期はアップフロントの女性タレントのファンクラブバスツアーが多数開催された。須藤茉麻、チャオベッラチンクエッティ、アップアップガールズ(仮)、吉川友、モーニング娘。10期、熊井友理奈、こぶしファクトリー、道重さゆみ、仙石みなみ。月1.5回ペースという高い頻度での実施であり、それだけ旨味のあるビジネスなのだと思われる。特に、工藤遥の卒業を前に行われたモーニング娘。10期のバスツアーは、参加者1,000人以上・バス24台・富士急ハイランド貸し切りというすさまじい盛況ぶりをみせた。【6】横山玲奈が新ヤン娘。に。
モーニング娘。卒業に伴い、工藤遥が「ヤングタウン土曜日」レギュラーも降板。後釜に誰が入るのか注目されていたが、2年目に入ったばかりの横山玲奈がその座を奪取。12/16からレギュラー出演を開始した。【番組告知】さんまさん、今回はあのTV番組ロケの話!極寒の中で起こった出来事とは?「○○○下」皆さん知っていますか?新レギュラー横山さんの意気込みは!飯窪さんが泣いたわけは?工藤さん卒業公演、メンバーそれぞれの思い。 #ヤンタン #飯窪春菜 #横山玲奈 #モーニング娘 #道重さゆみ #工藤遥 pic.twitter.com/CXlTTz3dWI
— bunta.k (@kanazawabunta) 2017年12月15日
【7】U.M.E.D.Y.ラップよ永遠に。
12/21、数々のハロプロ楽曲でラップおよびラップ詞アレンジを手掛けたU.M.E.D.Y.氏が闘病の末に逝去。古くは太陽とシスコムーン「Magic of Love」から、直近では℃-ute「The Curtain Rises」でその声を聴かせていた。最も有名なのは何といってもモーニング娘。「恋愛レボリューション21」だろう。アップフロントワークスのチーフディレクター橋本慎氏はFacebook上で“梅と出会わなければ「恋レボ」はあんなイントロに仕上がってない”とのコメントを残した。ご冥福をお祈りします。【8】ハロドラが公式にYouTubeで聞けるように。
10/2、2年目突入のタイミングで帯ラジオ「ハロドラ」がリニューアル。キャストのシャッフルと一部入れ替え、および時間帯移動を行った。そしてこの10月放送分から、《番組を1週間遅れで毎日YouTubeにアップロードする》という試みがスタート。放送局であるRADIO NEOではなく、アップフロントの公式YouTubeチャンネルにアップロードされているのがミソ。【9】福田明日香が大量露出。
上半期末頃から『元モー娘。』というゴシップ的な興味のもたれかたを余儀なくされる世界に飛び込み始めていた福田明日香。7/23に、前年の7月に離婚しており現在はシングルマザーであることを初公表。そこから怒涛のTV露出が始まる。8/27「有吉生反省会」、9/6「良かれと思って!」、10/4「良かれと思って!2017年お騒がせ芸能人 新たな真相連発SP!」、10/23「もしかしてズレてる?子育てママ一斉調査SP」、12/5「マジか!その後の人生~栄光を掴んだ天才10人 今を大追跡SP~」、12/7「ヒルナンデス!」、12/14「ヒルナンデス!」、12/20「THEカラオケ★バトルSP」、12/21「ド深夜の有吉反省会」、12/24「旅ずきんちゃん」、12/26「明日は我がミーティングSP」…といった塩梅。いわゆる『あの人は今』枠だが、週刊誌やスポーツ新聞のモノクロ記事ではなくゴールデンタイムのTV、というあたりが、「ASAYAN」から生まれたグループの結成メンバーらしさのようにも感じられる。【10】ちぃちゃんの火事場の馬鹿力。
上半期末にモーニング娘。に加入した森戸知沙希が、9/23の秋ツアー開幕までに70曲超を覚えたことを他メンバーがラジオなどで証言。弩級の頑張りに、身内からも惜しみない賛辞が寄せられた。次点 30本
【11】アプガ(プロレス)メンバー決定。
上半期から行われていたオーディションの結果、7/20、アップアップガールズ(プロレス)の練習生4名(ミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク)が決定。8/26には東京女子プロレス後楽園ホール大会でお披露目された。12/4にはプロテスト全員合格。リングデビューは2018年に持ち越された。なお、9/1には、所属団体である東京女子プロレスの母体であるDDTプロレスリングが、ネット企業大手のサイバーエージェントに全株式譲渡してグループ入りするという出来事もあった。
【12】TVでのオイシい?トラブル。
7/15、TBS「音楽の日」第2部にモーニング娘。'17が出演。しかし、「ジェラシー ジェラシー」のサビ突入直後に突如CMに入るという放送事故が発生。生番組だったが、深夜放送のためモーニング娘。'17の出演部分は事前収録だったのが幸いし、CM明けに歌唱映像が頭から再度流されることとなった。8/29のテレ東「おはスタ」で、横山玲奈と船木結のコンビで7/28に配信リリースされた「ミンミンロケンロー!」が生披露される予定だったが、その日の早朝5:58頃に北朝鮮西岸から弾道ミサイルが1発発射。6:12頃には襟裳岬の東約1,180kmの太平洋上に落下したが、この件で「おはスタ」は緊急ニュースに差し替えられてしまった。歌のテーマ上、夏休み中のリベンジ出演が望ましかったが、それは叶わず、しかし、番組側の厚意もあってか、1週間後の9/6に出演を果たした。なお8/29当日は、オンエアがどうなるか番組の現場スタッフでは判らなかったため、横山・船木を含む出演者達はスタジオにて定時から通常どおりの生進行を行っていたとのこと。
日テレ「24時間テレビ」で2016年、2017年と2年連続でモーニング娘。のグループ名を言い間違えた羽鳥慎一が、10/1の「私が謝りたい人グランプリ!」で散々イジられ、挙げ句の果てにその間違いでグランプリを獲得。なおその言い間違いとは《モーニング娘。'16をモーニング娘。ワンシックスティーン》《モーニング娘。'17をモーニングセブン》というものだった。
12/13、フジ「FNS歌謡祭」第2夜で「ひふみん」こと将棋の加藤一二三九段とモーニング娘。'17がコラボして「ひふみんアイ」をパフォーマンス。しかし加藤九段が歌い出しに上手く入れず、生放送なのに中断。肝を冷やしたが、2回目は上手くリズムに乗れ、なんとか成功。「アウト×デラックス」では前後2週にわたって練習と本番の舞台裏映像が流され、練習で1回も成功しないままに見切り発車していたことが明かされた。
この4件はすべてネットでそれなりの話題になった。ある意味どれもオイシかった?
【13】20年576曲からオールタイムフェイヴァリット1曲を選べ。
7/31、モーニング娘。結成20周年記念特設サイトがオープン。9/14の結成20周年記念イベントで歌ってほしい曲を募る、ということで、別名義や派生ユニットを含む576曲を並べた壮観のリストが作成された。この資料価値高いリストは、投票が終了した現在でも閲覧可能なので、ぜひアクセスされたい。なお投票結果は、オールリクエスト部門のトップ7およびユニットリクエスト部門のトップ3しか公開されず、全順位、得票数、投票者数などは明かされていない。【14】日産と娘。OGのコラボCM。
10-12月クールのTBSドラマ「監獄のお姫様」内で流れた日産NOTE e-POWER NISMOのCMに中澤裕子・石黒彩・高橋愛が出演。モーニング娘。20周年と絡めたコラボ作で、全3話だったが、もし同時期に日産無資格検査問題が発覚していなければ、もう少し話数が多かった--などという可能性は、なかったのだろうか?【15】PIZZA-LAお届け!
以前から長きにわたってハロプロアイドルをCMに起用しているPIZZA-LA。下半期は上國料萌衣と船木結を新たに起用し、上半期からの続投となる山崎夢羽を加えた3人が、マツコ・デラックスおよび出川哲朗と共演した。上半期に出演していた米村姫良々は降板。【16】オデッセー出版の本がリアル書店で購入可能に。
9/30、オデッセー出版の一部書籍が書泉グランデ(神保町)、書泉ブックタワー(秋葉原)で取り扱い開始。どちらも東京である。【17】かみこ堂々の進路宣言。
12/18、上國料萌衣がブログで大学に進学しない旨を宣言。そもそも進学する / しないをファンに報告する義務はないし、報告するにしてもステージで口頭でというメンバーが多く、また、入学してからの事後報告にするケースのほうが目立つ。そんななか、高校卒業3ヶ月以上も前に、文章で、自らの選択の理由を綴るという上國料萌衣のやりかたはなかなかに珍しく、印象が際立った。同学年は現在ハロプロ最多人数(佐藤優樹、川村文乃、広瀬彩海、野中美希、新沼希空、谷本安美、加賀楓、野村みな美、森戸知沙希、岸本ゆめの)であるため、他メンバーにどういう影響を与えるかも興味深い。\リハーサルスタート/上國料萌衣|アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba
【18】SNSでひっそり海外向け情報発信態勢。
12/8、南米ワールドツアー直前のJuice=Juiceが英語版公式Twitterアカウントを開設。下半期に海外公演がなかったモーニング娘。も、9/4、中国向けに公式Weiboアカウントを開設した。Tweets by JuiceJuice_En
【19】どぅーラストシングルに「工藤遥盤」登場。
UP-FRONT WORKS工藤遥の卒業を記念して、「若いんだし!」にforTUNE music販売限定で「工藤遥盤」なる盤種が特別にラインナップ。特定個人の顔どアップジャケットは、ハロプロ単位ではアンジュルム「わたし」(2015)の福田花音以来、モーニング娘。単位では「シャバダバ ドゥ~」(2014)の道重さゆみ以来となる。
【20】川村文乃と新井愛瞳が愛媛県西条市の大使に。
10/19、川村文乃と新井愛瞳が「えひめ西条!移住応援大使」に就任。川村文乃は上半期末にアンジュルムに加入してから、4ヶ月も経たないうちにSATOYAMA&SATOUMI movement仕事を任されたことになる。経験豊富な新井愛瞳をバックアップにつけているとはいえ、目玉は隣県(高知)出身の川村文乃であろう、と考えると、いかに彼女のハロプロ入り前の芸歴が期待の礎になっているか、分かろうというものである。12/4には(新井愛瞳とではなく)室田瑞希と西条市内各地から終日Facebook Liveを配信した。【21】ペットの訃報が続く。
7月には井上玲音の愛犬クッキー、11月には中西香菜の愛犬ルル、12/2には保田圭の愛犬ティアラ、翌12/3には金澤朋子の愛猫猫太郎、12/25には岡井千聖の愛犬りっぷが天に召された。特に猫太郎は「ぬんとぅん」という変わった愛称で金澤ファン以外にもよく知られており、突然の悲報は衝撃を与えた。なお井上玲音はその後、12月から柴犬の小夏を飼い始めたとのこと。【22】ガキさんは、舞台女優!
新垣里沙は下半期も舞台に立ち続けた。8/5~13、「りさ子のガチ恋俳優沼」主演。8/31~9/3、「青の凶器、青の暴力、手と手。この先、」主演。10/18~22「天国の脚本家 冴嶋コーキ~袖振り合うも多生の宴~」。11/23~12/3「桃山ビート・トライブ」。12/18~29「ちんもく」。半年で5本というハイペースであった。【23】はしもんがT・レックスをカバー。
9/13、チャオベッラチンクエッティの橋本愛奈が、グラムロックの代表格・T.Rexのトリビュートアルバムに参加。日本のマーク・ボランフリークの第一人者であるアキマツネオのプロデュースによる盤であり、しかもそのアキマとのデュエットで「Life's a Gas」(1971)を歌ったというもの。他の参加アーティストも、吉井和哉、廣瀬洋一、村越弘明、加藤ひさし、シシド・カフカ、志磨遼平、などなど異様に豪華な面子で、何故ここにはしもんが?とひそかな話題になった。【24】きっか炎上。
吉川友が7/6、サントリービールの新商品「頂」の宣伝Web動画に起用されるが、台詞が卑猥、下品とのクレームが公開当初から殺到、炎上。翌日には公開中止に至った。吉川サイド的には、起用されたのが吉川友だけでなく、《日本の各地方にいる6人の美女達》のうちの1人という位置づけだったため、吉川友だけにイメージダウンが集中するようなことにはならなかったのが、不幸中の幸いだったかもしれない?【25】よっすぃ~事故る。
9/29、吉澤ひとみが東京都板橋区でワゴン車どうしの衝突事故を起こした。10/5にマスコミで報じられ、同日、自身のブログで謝罪。以後の続報は特になし。【26】J=J、メキシコで地震に遭う。
9/8、ワールドツアーの皮切り公演を前にメキシコシティに滞在していたJuice=JuiceがM8.2の大地震に遭遇。発生直後は停電も起き開催が危ぶまれたが、ライヴは予定どおり敢行された。加入して間もない梁川奈々美と段原瑠々は、海外自体が初めてだったそうである。その後Juice=Juiceは10/6のワールドツアー日本凱旋コンサートから被災者のための募金箱を設置。11/1からは、募金活動はハロプロ全体に拡大された。【27】娘。Dマガが遂に100号。
11/3、モーニング娘。のDVDマガジンが通算100号を達成。記念すべき号の内容は総集編などではなく、なんと「ハル先輩」シリーズのドラマ化。「ハル先輩」といえば2月発売のUTB+誌単発企画から始まった工藤遥男装キャラクターだが、好評に支えられどんどん世界観が拡大。いつの間にやら、東麻布高校なる学校にモーニング娘。'17のメンバー全員がいることに(企画が始まった頃には加入していなかった森戸知沙希までも)。「ハル先輩」シリーズはその後、主演男優(?)工藤遥のモーニング娘。卒業当日12/11に単行本化された。【28】まことがこぶしについて言及。
12/10の研修生発表会「Conti→New!」東京公演1公演目にて。本件については以下の現場レポートを参照されたい。まこと、研修生発表会でこぶしの騒動に触れる。— なおたこ (@takochanzosan) 2017年12月10日
「個人的な発言ですが、今日いない方のファクトリーは…連帯責任という言葉もありますが。3人もこんなことになってしまい申し訳ありません。」と脱帽して一礼しました。
#hpkenshu #kobushi_factory
研修生公演最後のMCで、まことがもう一つのファクトリーの件としてこぶしに触れ連帯責任という言葉が有りますと脱帽して謝る 研修生も一部がまことに数瞬遅れてお辞儀— たおる (@towel_twt) 2017年12月10日
まこと最後に、台本にはないが個人的に触れなければいけないこと、と前置きした上で、こぶし3人の脱退について帽子を脱いで謝罪。おへその国から出たけれども、17才という年頃もあり、、、というような感じの話。— ごーじん (@go_zin_tkg) 2017年12月10日
まことさんがここ最近のこぶしに関して謝罪した件、手元の台本を閉じてこれは個人的な発言として、という前置きがあったことは伝えたい。— \いーの/ (@en_cgmc) 2017年12月10日
【29】2017年は1位獲れず。
10/10、モーニング娘。'17「邪魔しないでHere We Go!」がオリコン週間シングルチャート2位。モーニング娘。、2013年来の《少なくとも年に1回はシングルで1位獲得》の連続記録が途切れた。【30】モーニングみそ汁飲もうよ!
下半期いっぱい、マルコメの1社提供でモーニング娘。'17のレギュラーラジオ「モーニングみそ汁 飲もうよ!」が放送された。5分番組とはいえ、FMラジオのキー局であるTOKYO FMでレギュラーが獲れたのは快挙だった。【31】道重再生完結。
3月に始まった道重さゆみ「SAYUMINGLANDOLL~再生~」が、7/8を以って全公演終了。追加に次ぐ追加を経て、公演数は最終的に51本にも達した。余談だが、本公演の制作を手掛けたART COMPLEXが京都で上演中の「GEAR」は、ノンヴァーバルパフォーマンスという点で「SAYUMINGLANDOLL~再生~」との共通点を感じさせる作品だが、こちらが12/22に関東進出を果たした。その「East Version」でドール役に抜擢されたのが、道重さゆみの親友亀井絵里の実妹・亀井理那であるというのは、ささやかな縁を感じさせる話ではある。
【32】「Zipper」休刊。
俗に『青文字系』と呼ばれる女性ファッション誌界の雄・「Zipper」が12/22発売の号で休刊。その最終号の表紙を高橋愛が飾った。誌面には何年も前から登場していたが、表紙は初だった。【33】徳永千奈美、再留学。
徳永千奈美が11月に再留学を決行。約5ヶ月間の一時帰国は、自動車運転免許の取得と、嗣永桃子引退ステージを見届けるのが主目的だった?【34】めいめいが再び繭期。
演出家・末満健一のライフワーク「TRUMP」シリーズの最新作「グランギニョル」が7/29~8/6と8/18~20、東阪で上演。演劇女子部の評判を決定づけたモーニング娘。'14+スマイレージ「LILIUM」の関連作であり、その「LILIUM」でマリーゴールドを演じた当時スマイレージの田村芽実が、今度は新進ソロ女優としてキキ・ワトソンを演じた。「LILIUM」キャストの大半は会場に足を運んだようである。田村芽実に関しては他に、11/15、作詞家・阿久悠のトリビュートアルバムに参加して岩崎宏美「ロマンス」(1975)を歌ったが、この曲は2008年にモーニング娘。がカバーリリースしており、「グランギニョル」も含めて、《かつてのハロプロ》と偶然交差するような仕事が目についた。