そういう状況でありながら、しかし、2/21発売の3rdシングルジャケット全盤種において例外なくセンターの座にいるというのは、これこそ浅倉樹々の存在感の絶対性の証であるわけなのだが…だがしかし、このまま、いつになったら《顔》が《顔》として常時機能するようになるか判ったものでない状態でグループ活動を続ける、というのはいかにもキツかろう。ここは再度、ヘルニア加療に本腰を入れ直すべきではないかと思う。
で。ここで話は唐突に、2018年の演劇女子部スケジュールに移る。
演劇女子部は年平均4本以上の演劇を上演しているわけなのだが、2018年はまだ1本しか決定していない。『BS-TBSの丹羽多聞アンドリウPがUFグループと組んでプロデュースする舞台』という意味でなら、現在上演中の「熱帯男子」、そして3月と4月に上演される「SAYUMINGLANDOLL~宿命~」があるのだが、これらは演劇女子部ではない。
演劇女子部作品の数が最も少なかった2015年でも3本は演っているので、2018年下半期も、最低2本はハロプロ現役メンバーが主演する作品が追加されるのではないだろうか。で、そのうちの1本を、《浅倉樹々のヘルニア加療専念期間確保のためのカモフラージュ》にしたらどうかと思うのだ。
9/1(土)までは夏ハロコンがあると仮定して(今年は20周年アニバーサリーイヤーだからイレギュラーなスケジュールを組んでくる可能性は例年よりはあると思うが)、そこまでは部分的ながらもつばきファクトリーの活動に参加。明けてすぐ、浅倉樹々は表舞台から姿を消して筋トレ専念開始。彼女を除く8人は稽古に入る。いつもどおりの1ヶ月間の稽古期間を終えて、10月本番突入。上演期間が10日間強くらい、と考えれば、10月の折り返しあたりでちょうど終幕。都合1ヶ月半は筋トレに集中できる。それだけ努力すれば、『限られた時間の中でやれるだけのことはやった』という納得感を当人も周囲も得やすいのではないか。ちなみに昨年の診断結果発表6/16から部分的活動再開7/25までは1ヶ月半なかった。
絶対センター1人だけが抜けることで本命不在の印象が決定的になってしまうことを防ぐために、こぶしファクトリーとの合同劇としたい。ちょうど5月GWに合同ホールコンサートを行っており、そうしたコラボレーション企画の第2弾と捉えてもらいやすい。またこのタイミングで演劇に再挑戦するのは、こぶしファクトリーにとってもいいことだ。JKニンジャガールズプロジェクトの不人気の記憶から慎重になりすぎると、タイミングを逸し、Juice=Juiceのように3年以上もブランクを空けたり、℃-uteのように最後に4年以上前に演ったきりでグループ自身が解散する、ということになったりする可能性があるからだ。こぶしファクトリーおよびこぶし組が演劇に後ろ向きで、それでも構わないと思っていたら?という問題ではない。上記のとおり演劇女子部は年4本以上のペースで作られているわけで、このペースを、顔ぶれの新鮮さを保ちながら続けるには、ハロプロ全グループが、研修生も含めて総出で取り組まなければ廻らない。トップがいちいち所属者達のご機嫌をうかがっている暇はないのだ。
10月はアンジュルム主演劇の開催定例化を狙っていそうなので、何もなければそうなるかと思っていたが、今年は浅倉樹々という未来の大センターのために譲る、という形になってもいいだろう。
ついでに採りあげる作品候補を勝手に挙げておくと、「戦国自衛隊」リメイク。こぶつばの合同なのだから、ベリキューの合同劇だった「戦国自衛隊」を参照するのが筋ってものじゃないか、てなもんや。